動力性
Performance
より速く、より高い能率を求めて。
Japanの名にふさわしい高い環境性能を併せ持つハイパワーNewエンジン。
特殊自動車排出ガス4次規制対応
大排気量エンジン搭載
3L大排気量エンジンを搭載し、様々な条件で粘り強い力を発揮します。
コモンレール式超高圧燃料噴射システム
燃料ポンプにより、超高圧に加圧した燃料を各インジェクタへ高精度分配・制御噴射するシステムです。
これにより高出力を引き出し、不完全燃焼によるPM(粒子状汚染物質)の低減や低燃費を実現しました。
EGR(排気再循環)
酸素濃度の低下した排出ガスの一部を冷却し、再び吸気と混合して再燃焼させることで、燃焼室内の酸素濃度を制御しつつ、燃焼温度を抑制します。その結果、燃費のロスを伴わずにNOx低減効果を高めました。
DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)
排気に含まれる黒煙などの細かい粒子状物質をフィルターによりこし取り、排出ガスをきれいにします。コンバイン運転中にエンジンコントローラの指示により、自動的にDPF再生を行います。
IQアクセル
使用状況(走行・刈取・排出)に応じて、エンジン回転を自動でコントロールしますので、アクセルを気にすることなく作業を行えます。
また、作業をしていないときは、駐車ブレーキペダルを踏み込むことで、アイドリングモードに自動で切り替わりますので、騒音防止や省エネ運転を実現します。
正逆転冷却ファン
約3分間に1回ラジエータファンを逆転させることで、防塵カバーに付着したワラくずなどを吹き飛ばします。外気の吸引面積を確保しますので、安定した冷却性能を発揮し、高負荷作業を連続して行うことが可能です。
■尿素SCRシステム搭載
尿素SCRシステムのメリット
燃焼が行われた後に処理することで、燃料を最適な量とタイミングで噴射できますので、燃料消費量を最小限に抑えながら、最大限の性能・パワー・トルクを発揮します。
- ターボチャージャーから出た排気ガスはDPFケースに入ります。
- 排気ガスはディーゼル酸化触媒を通り、CO(一酸化炭素)・HC(ガス状炭化水素)・PM(粒子状汚染物質)が取り除かれます。(NOxが尿素と反応する準備が整います。)また、DPFを通ることでPM(粒子状汚染物質)が取り除かれます。
- 精密な尿素水噴射を行います。
- DPFケースから出て、尿素水と混ざった排気ガスは、2つの触媒を有するSCRケースに到達します。
- DPFケースおよび尿素SCRシステムを排気ガスが通ると、NOxは無害の窒素と水に変化します。
- きれいな空気と水蒸気が排気管から出ていきます。