有機水稲栽培の除草作業を楽にする新型のアイガモロボ2。進化した水田雑草対策の新しいアプローチ。

新型アイガモロボ2が有機栽培を行う水田で雑草の生育を阻害する様子。水を濁らせて太陽光を遮るイメージ。 新型アイガモロボ2が有機栽培を行う水田で雑草の生育を阻害する様子。水を濁らせて太陽光を遮るイメージ。

進化したアイガモロボ、第2世代登場!

除草剤を使わない水稲栽培で除草作業の労力を大幅に軽減するアイガモロボが、抑草機能はそのままに、さらに効率的でパワフルに、お求めやすい価格で登場!

圧倒的なコストパフォーマンスを実現する一方で、ほ場の均平・水管理・強風などへの対応力をさらに向上させ、作業効率を飛躍的に高めた新型モデルです。

水の「にごり」で雑草抑制

アイガモロボの仕組みは、除草ではなく「抑草」。

ロボットが水田全体を縦横無尽に走り回り水を濁らせることで、雑草の光合成が妨げられ生育が抑制されます。

これにより、従来の方法と比較して機械除草の回数を削減できる、より効率的でスマートな雑草対策です。

アイガモロボの効率的な抑草機能が水田に作用する仕組み

製品特性

進化した航行性能

推進方式には柔軟性と弾力を兼ね備えた専用の「ブラシ型パドル」を採用。

ブラシが直接地面を捉える仕組みにより走破性が大幅に向上し、これまでのスクリュー型では航行が難しかった部分的に水深の浅い地点も、新しいアイガモロボならスムーズに乗り越えていきます。

これにより、航行不能となるスタック状態を回避しやすく、万が一の場合でも迅速に脱出可能な力強さを備え、稼働の安定性がさらに向上しました。

進化した航行性能を実現する新型アイガモロボのブラシ型パドル

動作は完全自律航行

田んぼに浮かべて電源を入れたら、あとはアイガモロボにお任せ。

進化した制御技術を搭載した新しい自動航行システムにより、あぜにぶつかった位置情報をもとにロボットがほ場の形状を学習。あわせて、未航行地点を瞬時に判定しながら、全体を漏れなくカバーします。

また、ソーラーパネルで充電を行いながら動き続けるため、稼働している間は持続的に自律航行が可能です。

新開発の自動航行システムでアイガモロボが田んぼ全体を自律航行している動作イメージ

新価格で、もっと身近に

従来モデルの設計を大胆に見直し、素材やサイズ・駆動方式などを刷新。

抑草性能をしっかりと強化しながらも、最適化されたコンパクト設計により、新型モデルはよりお求めやすい価格になりました。

最先端の雑草対策技術を、ぜひあなたのほ場で体感してください。

メーカー希望小売価格

275,000円(税込)

コンパクトで低価格になった新型アイガモロボ
型式 IGAM2
サイズ 長さ900×幅810×高さ253(mm)
※ブラシ部分を除く
重量 6kg
本体素材 発泡ポリプロピレン
動力(動力源) モータ(太陽光発電)
バッテリ リチウムバッテリ(リン酸鉄)

新型アイガモロボ、6つの注目ポイント

株間も抑草

従来の水田除草機と違い、田んぼに浮かべて稲の上を縦横無尽に動き回るため、条間だけでなく株間の雑草にも効果を発揮します。

アイガモロボによる株間の抑草効果で雑草が生えていない水田の様子

専用設計のブラシ型パドル

柔軟性と弾力性を兼ね備えた素材を採用し、苗へのストレスを最小限に抑えます。また、根元を太く先端を細くしたテーパー形状により、高い耐久性を実現しています。

苗に優しい素材と高耐久な形状が特徴の、新型専用ブラシ型パドルの写真

クリーンなエネルギー

環境に優しい自然エネルギーである太陽光を使って充電しながら動き続ける、環境負荷を抑えた効率的で持続可能な設計です。

環境に優しいクリーンエネルギーを供給する、アイガモロボ2のソーラーパネルの写真

天候に左右されない

外部充電対応バッテリを標準搭載。オプションの充電器を活用すれば、雨天が続いても不安はありません。また、ブラシがアンカー代わりとなり、強風にも強くなりました。

外部充電対応バッテリとアンカーとしても機能するブラシ機構で、雨天や強風に強くなった新型モデルのイメージ

スマホで簡単

航行した軌跡やバッテリ残量の確認、1日の稼働時間設定など、ロボットの稼働状態はスマートフォンで確認・設定できます。

※スマートフォン本体、及びデータ通信料はお客様のご負担となります。

新型アイガモロボの稼働状態を確認・設定するスマホ画面のスクリーンショット

扱いやすいサイズ

本体を軽量化し重量はわずか6kg。サイズも従来モデルより一回りコンパクトに。ひとりでも簡単に持ち上げることができ、田んぼへの出し入れや運搬が楽になりました。

小型・軽量化され、持ち運びが楽になったアイガモロボ2を一人で持ち上げている場面

基本の使い方

使い方はシンプル。ほ場に浮かべて電源を入れるだけで、すぐに使い始めることができます。ロボットを稼働させるのは代かき・田植えから中干しまでの間で、ほ場に入れた後は引き上げるまでそのまま使用します。

アイガモロボの基本的な使用フローと重要ポイントを示すタイムライン画像
アイガモロボの基本的な使用フローと重要ポイントを示すタイムライン画像

01.ほ場の選定

水面に浮かんで動作するため、毎日一定の水位を保てるほ場を選びます。

02.ロボ投入

苗が活着したら速やかに投入し、稼働期間中はほ場に入れたままにします。

03.ロボ引き上げ

草丈が30cmを超え、稲の抵抗で動きが鈍くなってきたら引き上げます。

効果的に使うには?

新しくなったアイガモロボの抑草効果を最大限に引き出すためには、ほ場の条件や水管理、面積に合わせた稼働時間の調整など、いくつかのポイントをしっかり押さえることが重要です。

各ポイントの詳細については、新型アイガモロボの「活用ガイド」をご覧ください。