さなえPRJ8-FS

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品質安定化】【施肥量削減】

マップデータ連動可変施肥田植機

マップデータに連動して施肥量を増減します

マップデータとは、ほ場上空から撮影しデータ化したもの、および、データをもとに肥料の必要量を設定したものです。
可変施肥田植機とは、場所毎に肥料量を適正量に設定できる田植機です。
マップデータ可変施肥田植機は、ほ場データを田植機に取り込むことで、田植作業をしながら、場所毎に最適な施肥量を設定できる田植機です。

マップデータ例

ザルビオ フィールドマネージャー 地力マップ

ISEKIマップデータ連動可変施肥のメリット

肥料コスト削減

センシングデータに基づいた施肥マップがあれば、1つのほ場内で施肥量を変えることができるため、過剰施肥の抑制および施肥不足の解消になります。

品質の安定化

1つのほ場内の地力ムラによる生育ムラもマップデータ可変施肥で解消することができます。過剰施肥を抑え、倒伏防止にもつながります。

■ 稲を倒さなければ…

①刈りやすい

収穫時に稲が倒れていると、作業時間は大幅に増加します。また、コンバインの故障の原因となり、余計なメンテナンス費用がかかることも…。だから「稲を倒さない」ことで、省力・低コスト作業が行えます。

②品質の安定

倒れていると「品質」「食味」にも影響を及ぼすことも…。「倒さない」ことが「品質」「食味」の安定にもつながります。

■ 倒伏の原因

  • 枕地・水口など作土が深い部分
  • 肥料などの養分が多く残っている部分

簡単な操作性

可変施肥マップデータ連動のための専門知識は必要ありません。ISEKIアグリサポート端末に通信環境があれば、ほ場からでもデータの読み込みをすることが可能です。

カラー液晶マルチモニタ

田植機カラー液晶マルチモニタ画面

ISEKIアグリサポート画面

作業時は施肥状況をISEKIアグリサポート、カラー液晶マルチモニタで確認しながら作業を行うことができます。

ザルビオフィールドマネージャーに対応

可変施肥マップデータ作成から、マップデータ連動可変施肥の流れ

マップデータ連動可変施肥設定イメージ

簡単に精密施肥

人工衛星・ドローン等によるセンシングでほ場の生育量等を測定し、施肥マップを作成します。

センシングデータをもとに作成さ れた施肥マップをISEKIアグリサポートで読み込み可変施肥マップ を作成。

作業前にISEKIアグリサポートと田植機を通信さ
せると、自動で場所ごとに最適な施肥を行います。

ザルビオフィールドマネージャーを活用した場合

① ザルビオフィールドマネージャーの操作

人工衛星によるセンシングデータから、生育量などを診断することができます。診断結果より、田植機と連携可能な可変施肥マップデータを作成することができます。

センシングマップ
可変施肥マップ

ザルビオフィールドマネージャーとは

AIによる解析を通じた生育予測、施肥・防除、収穫適期などの的確な予測が可能であり、生産性を向上させる栽培管理支援システムです。施肥については可変施肥マップデータに適応できる機械と連携が可能です。

② アグリサポートの操作

作成された施肥マップのファイル※1をISEKIアグリサポート※2のアプリケーション内で読み込むことで、マップデータ連携可変施肥作業を開始できます。ISEKIアグリサポートと田植機を通信させると自動でマップデータ連携可変施肥作業を行うことができます。マップデータ作成後アグリサポート上でいつでも施肥量設定を変更することができます。

施肥マップ読込画面
施肥設定画面

可変施肥マップの読込・施肥設定どちらも簡単に操作できます。

※1 shapeファイルおよびISOXMLファイルに対応しております。
※2 ISEKIアグリサポートはAndroid専用アプリケーションです。本システムには、スマートフォン・タブレットなどの携帯端末は付属しておりません。一部機能ご利用時にはデータ通信が必要となります。精度は衛星の配列や、障害物の有無など、衛星電波の受信条件により変動します。推奨環境 Android OS9.0 以上。iOSには対応しておりません。

型 式 PRJ8-FS
条 数 8PS