操作性・快適性

刈幅を『2条刈』は『3条刈』へ、『3条刈』は『4条刈』へと切り替えることで刈取条数に最適な刈幅に切り替えることができます。これまでよりさらに楽に、あぜ際作業を行うことができます。
また通常の回り刈り時は収納し、切りワラを右分草杆にひっかける心配がありません。

２条刈のHVZ220には、刈取スライドが標準装備されています。刈取部を右にスライドさせると枕地の刈取や中割作業がラクに行えます。また、左にスライドさせると未刈稈への泥寄せが防止できます。

刈取部を上げた後、時間差を設けて刈取部が自動で停止します。これにより、刈取った稲は最後まで脱穀しつつ、スムーズな旋回が行えます。

掻き込みは駐車ブレーキを踏み込み、HSTレバーを倒すだけの簡単操作です。HSTレバーを中立位置に戻した状態で、駐車ブレーキの解除を行いますので、急発進の心配もありません。

刈取・掻込部への泥溜りが少なく、安定した搬送性能を実現。特に湿田倒伏での作業で威力を発揮します。

刈刃の上刃を2分割し、左右対称に駆動するツイン駆動刈刃方式を採用。振動が少なく、きれいな刈跡を実現しました。

揺動棚上の処理物の量を検出して、風割“ツインフラッパ”の角度を変更させ、選別風の『風向き』と『風量』を常に最適化します。選別能力を大幅に向上させ、選別ロス、コーナー旋回ロスを低減しました。

目詰まりを防止し、耐久性が向上しました。
また、目合いを最適化しましたので、高能率かつ高精度な作業を実現します。清掃も容易に行えます。

刈取部の上げ下げ、左右の旋回が、レバー1本だけ。作業時に素早い方向転換と刈取部の上下が複合して行えます。左手にHST、右手にマルチパワステ。ワンハンドワンレバーで、軽快・快適に操作が行えます。

長靴を履いた状態でも、乗り降りをラクに行える様、補助ステップを大型化しています。また、乗り降りに便利な手すりを設けています。

操作席左横にドリンクホルダを設けています。

運転席に座ったままでナローガイドの開閉を切り替えることができるので、作業開始前、移動前、手扱ぎ時に、一旦おりて手作業で出し入れする必要がありません。

オーガの長さを伸縮することができます。長さは最長で3.7m。ほ場より農道の方が高かったり、幅の広い用水路があったり、いままでオーガが届かなかった場所でも、ズームオーガならスムーズに作業が行えます。また、コンテナへの位置合わせが、ズームオーガを使えば簡単に行えます。

シート掛けも楽々

ローヘッドオーガ

オーガが低い位置まで下がるため、籾袋への排出や、カバー掛けが楽に行えます。納屋への収納にも便利です。

効率の良い連続作業が可能

大容量グレンタンク

より長い連続刈取が可能な大容量グレンタンクを搭載。排出頻度も少なくなり、作業能率が向上します。