歩行型半自動野菜移植機 総合カタログ
新型かんしょ移植機カタログ
製品特性
型 式 | PVH103 | ||||
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70PBXLD | 70PBL | 70PSBXLD | 70PSDBL | 70PSDBLM | |
植え方 | 舟底植え | 斜め植え | |||
株間(cm) | 30~48{6段} | 25~50{6段} | 25〜40{6段} | 39〜50{6段} | |
かん水装置 |
標準装備 | なし(オプション対応) | 標準装備 | なし(オプション対応) | 標準装備 |
かんしょ移植機を使えばこんなにラクラク!
■ 機械移植はこんなにラクラク!
腰を曲げての植付け作業は大変な重労働。 広い面積をこなすためには多くの人手が必要です。
機械移植なら、腰をかがめずにラクな姿勢で作業できます。
専用植付けツメで優しく植付け
専用の挟持式植付爪の採用で、苗をしっかり保持して植え付けます。
苗の挿入長さを切り替えることができ、短い苗から長い苗まで安定した植え付け長さで植付ができます。
マルチ・露地どちらにも対応が可能です。
舟底植え(70PBL、70PBXLD)、斜め植え(70PSDBL、PSDBLM、PSBXLD)の2パターンから選べます
様々な機能で植付けをサポート
連続ベルト式苗供給部
ベルト式苗供給部についているブラシに、1本ずつ苗を挟んで植えていきます。
植付爪連動鎮圧輪
苗差し込み後、手植えと同じように土の上から一株ずつたたくことにより、空洞化を防ぎ、活着を促進します。
手動水平機構
手元のレバーで操作可能な手動水平機構を装備しています。傾斜地でも丸うねの中心に植付が可能です。
油圧連動うねガイドローラ
手放しでもうねの追従性が良く、苗の供給作業に集中できます。旋回時は機体と同時にガイドローラが自動リフトするので旋回時にうねを崩す心配がありません。
折りたたみ式苗のせ台
作業中
移動時
後輪トレッド無段階調節
トレッド65〜78cmまで無段階調節できるので、様々なうねに対応することができます。(前輪トレッド60・65・70・75・80cm)
新型かんしょ移植機 70PBXLD、70PSBXLD デビュー!
青果用かんしょにおいて移植に関する作業はいまだに手作業のところも多く、軽労化と労働時間低減が求められていました。また、苗の影響による植付精度の移植機導入後の稼働率が低い状況でもありました。
このような背景の中、機械移植での問題解決を図るため、農林水産研究推進事業「青果用かんしょの省力機械移植栽培体系の確立」のコンソーシアムがスタートしました。改良・開発を重ね、苗適応性の向上、操作性の向上がなされ作業効率が向上したかんしょ移植機を新発売します。
植付精度の向上
苗連れ出し防止具の追加
植付爪が苗を植え付けた後、爪が戻る際に苗の持ち帰りを防ぐ苗連れ出し防止具を新たに装備しました。
うねガイドローラーのうね追従性向上
うねガイドローラーの角度を細かく調整できるようになりました。これにより様々なうねに対応可能であり、移植機のうね追従性が向上します。
苗適応性の向上
苗挟持ブラシを現行機の柔らかいもの(黒色)から硬いもの(白色)に変更しました。これにより、曲がり苗や太い苗がセットしやすくなります。また、長時間作業しても指が痛くならないよう、白ブラシの中央の植毛を無くしています。
かん水装置標準装備
現行機から20Lの大容量タンクを搭載し、防錆性に優れていたことに加え、分解式のバルブを新たに採用しました。これによりメンテナンス性向上を図ります。
高能率
前後輪同時上下機能
現行機はほ場ごとに前輪高さを調節していましたが、今回のかんしょ移植機は前後輪が同時に上下しますので調節の手間が省けます。また、旋回時(機体最大リフト時)機体がリフトする際に一定位置から機体後方側が前方に比べて高くなるので、ハンドルを押し下げた際に前輪が高い位置に来て旋回しやすくなっています。これにより旋回時にうねを崩しにくくなります。
作業効率アップ
苗適応性が向上し、曲がり苗にも対応可能です。植付精度の向上により補植も削減され、作業効率がアップしました。