操作性・快適性


居住性 長時間作業に集中できる快適さ

ワイドフラットステップ

作業者の動線を配慮した新ステップです。シースルー設計のためタイヤを確認しながら運転できます。

スライド機能付き大型DXシート

前後スライド付きのシートは、ベストポジションで作業でき、長時間作業による疲労を軽減します。

*Y型はスライド付標準シート

チルトハンドル

ハンドル角度を4段階に調節でき、適正な姿勢で運転ができます。

高出力・高馬力 ディーゼルエンジン

高馬力・大排気量エンジンで、力強く安定した作業を実現。低騒音化により、長時間作業の疲労軽減に貢献します。


植付・作業 植付はキレイに、作業はラクに

前輪サスペンション

ほ場の凸凹を吸収し、長時間でも快適に作業できます。

油圧制御式植付部ローリング

センサが車体の傾きを感知し、油圧制御による早い反応で、きれいな植付けを実現します。

エアーダンパー

植付部の振動を吸収し、安定したきれいな植付けができます。

大径車輪

湿田でも高い走破性を発揮します。また、湿田対応型式の設定を増やし、適応性を向上させています。

ハイクリアランス

高いあぜでも安心な高いクリアランスを確保しました。

ロング苗送りベルト

ベルト上の突起が確実に苗を保持し、欠株を防ぎます。

ロングホイールベース

直進性に優れた安定走行を保ちます。
 

温田対応

泥抜けの良い三本スポーク後輪なので、泥の持ち上げが少なく、湿田でもほ場を荒らしません。


操作 追求された操作性

さなえDXシフト

レバー1本で「前・後進」「エンジン回転数の調整」「植付部の上昇・下降」「植付けの入・切」の操作を行うことができます。

電動あぜクラッチ

2条ずつ植付けを手元のスイッチで停止できます。植付部を上昇させると自動で全条復帰しますので、戻し忘れによる欠株を防ぎます。

電動オートマーカスイッチ

自動 旋回操作に合わせて自動でマーカを出し入れします。
両出 植付部の上昇・下降に合わせて左右のマーカが同時に出し入れします。

ちょい下げボタン

押している間だけ植付部が下降します。あぜ際に植付部を寄せるときに便利です。
 

植付中に押すと1回あたり約3㎝上昇します。ほ場から出る植え終わりの時、最後まできれいに植付けできます。

油圧感度調節ダイヤル

手元にダイヤルがあるのでほ場の硬軟に応じて素早く油圧感度を調整できます。

さなえスーパーZターン

ハンドルを切るだけで自動で植付部が上昇。ハンドルを戻すと植付部が自動で下降し、隣接条に合わせて※植付けも自動で開始します。マーカの出し入れもすべて自動なので簡単に旋回できます。 変形田や湿田、ほ場の四隅での小さな旋回に必要な使い勝手の良い片ブレーキを装備しています。

※ほ場条件によって若干のズレが生じる場合があります。

※Y型・G4型・G5型はポンピングクラッチ装備のさなえミラクルZターン搭載。
※枕地処理・変形田では、Zターン「切」でご使用ください。


ピタよせ

作業開始前の苗のせ台の端寄せをボタン操作&主変速レバー操作で行え便利です。苗タンクが端に寄ると自動で停止します。

さなえピタ植え

レバーを「ピタ植え」に入れると、機体は停止したままで植付けできます。あぜ際からピッタリ植えられるので、手植えの手間なくきれいに仕上げることができます。

さなえDXロータ

植付けながら枕地をならします。3分割されたロータは泥押し・波立ちを抑えます。手元のダイヤルで素早く高さを調整できます。

LEDセンターマスコット※

視認性の良いLEDランプで植付けの入・切や苗の減少をお知らせします。

※Z型以外のH型除く


施肥 こだわりの施肥性能

施肥量調節電動化(FV型を除くDF型)

マルチモニタから施肥量を調整できます。比重も入力でき、自動計算されるので、様々な肥料に応じた高精度施肥が可能です。

スピーディー点検 & 清掃

工具なしで取り外すことができ点検・清掃が簡単です。水洗いしてもサビにくいステンレス&樹脂製です。

温風搬送

エンジンで温められた空気をブロワが吸入し、温風で肥料を搬送しますので、湿気による肥料詰まりを低減します。

全条施肥クラッチ

施肥を行わないときは、ワンタッチで全条の肥料の繰り出しを停止できます。


優れた耐久性とメンテナンス

❶支持フレーム内チェーンテンション

ロータリ植込杆の駆動チェーンテンションの調整が容易で長時間使用による植込杆の脈動防止を図ります。

❷しゅう動板ガード

開くとしゅう動板を守るガードとなり、閉じるとスタンド代わりになります。

❸しゅう動板高耐久&折り畳み部の強化

ボルト固定で長時間使用によるしゅう動板のだれを防ぎます。また、苗タンクとのしゅう動部にステンレスプレートを装備。摩耗の軽減を図ります。

❹軸付きオイルシール

前輪・後輪に軸付きオイルシールを採用。泥水の浸入を抑え耐久性に優れています。

(左)前輪 (右)後輪

注油ポンプ

苗タンクとしゅう動板の間へ注油し摩耗を軽減。ポンプ内の負圧がなく確実な注油が可能です。

グリスニップル

各可動部にグリスニップルを装備。グリスアップを容易に行うことができます。

ロータ伝動軸シャフト部

植付伝動軸シャフト部
リンク支点部(前方下)
油圧シリンダ支点部
リンク支点部(後方下)

密播疎植栽培とは

密播疎植とは、株間を広く植える『37株疎植栽培』に、厚播きの苗を少量かき取って植える『密播栽培』を組み合わせ、より少ない苗箱数で植え付けを行う低コストの栽培技術です。既存の設備のままできるため、初期投資が少なく、すぐ効果を期待できます。横送り回数28回仕様は、密播での植え付けに欠かせない“少量のかき取り”に最適な設定となっています。

密播疎植栽培のメリット

密播疎植注文部品

別売りの注文部品を組み合わせることで、密播苗でもキレイに植え付けることができます。

広幅ブンリバリ

硬いルートマットでも、しっかりかき取ります。

オプションフォーク

少量かき取り時でも、苗のもちかえり改善します。

苗おさえピース

軟弱な苗でも、安定した横送りができます。

オプション取口

少量かき取り時でも、正確にかき取りができます。

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