操作性・快適性


Hydraulic Lift Capacity 油圧揚力

フックエンド式3点リンク (TJV755L型、885、985)

作業機の装着が楽に行えます。

フックエンド式トップリンク(TJV755L型、885、985)
ボールジョイントホルダ(TJV755L型、885、985)
3点リンク外部スイッチ
フックエンド式ロワーリンク(TJV755L型、885、985)
ボールエンド式3点リンク(TJV755L型、885、985を除く)
水平手動スイッチ(GWD、GLWD型を除く)

外部油圧バルブ

外部油圧バルブはオプションを含め最大4連まで装着可能。
様々な作業機に対応します。

外部油圧バルブ(※写真はG型)
外部油圧コントロールレバー
(※写真はZ型)

Cabin キャビン

■ グラマー社製サスペンションシート

疲労を軽減するサスペンションシートを採用。

■ ルームライト
■ アンバーライト&集中作業灯スイッチ
■ シェードガラス&サンバイザ
■ 熱線入りリヤガラス(TJV755L〜985、TJV755CL型〜985C)
■ オートエアコン
■ USB端子・AUX端子付きラジオ&スピーカ
■ カップホルダ&灰皿
■ DC12V電源ソケット
※充電器・ケーブル・携帯電話は含まれておりません。
■ ワイパ・ウォッシャースイッチ
■ 充電用USBソケット&携帯電話ホルダ&小物入れ
※ケーブル・携帯電話は含まれておりません。

Operablity 操作性

1 オートリフト

旋回操作と連動して作業機が自動で上昇しますので安心です。

2 オートアクセル

作業機上昇時や後進時にエンジン回転数が下がりますので、 より低燃費で安心して旋回・切り返しが行えます。

3 スーパーフルターン

前輪が増速し、小回りしやすくなり、隣接耕うんもスムーズに行えます。

4 オートブレーキ

旋回時に内側後輪にブレーキがかかり、旋回半径が小さくなりますので、隣接耕うんが簡単に行えます。

5 デセラ機構

作業機をゆっくりと着地させます。
すき込み始めのショックが少なくスムーズに作業できます。

6 バックアップ

リニアシフトを後進に入れると、作業機が自動で上昇します。

電子油圧操作ボックス

操作席右側に電子油圧操作ボックスを配置しました。各種機能の設定が簡単に行えます。

  1. メモリ調整スイッチ
  2. 作業機上下動作モニタ
  3. 接続感度スイッチ(PTO)
  4. オート切換スイッチ
  5. 上げ位置調整ダイヤル
  6. デセラスイッチ
  7. ブレーキ調整ダイヤル
  8. オートブレーキスイッチ
  9. オートアクセルスイッチ
  10. バックアップスイッチ
  11. オートリフトスイッチ
  12. 最高速規制スイッチ
  13. 3P切換スイッチ
  14. 水平切換スイッチ

アクセルメモリ

任意のエンジン回転数を2種類記憶させ、ワンタッチで必要なエンジン回転数を復帰できますので、操作負担を軽減できます。

使用例 防除作業
使用例 耕うん作業

デフロックスイッチ

サブソイラ作業

デフロックをスイッチで簡単に入・切できますので、プラウなどのけん引作業や片輪スリップ時などの脱出時に便利です。

ドラフトコントロール

プラウ作業

プラウなどで耕起する作業の時に作業負荷に応じて作業機を自動的に上下しますので、安定した作業が行えます。

高精度自動水平制御(WX型)

■ 自動水平モード
耕うんや代かき作業もきれいに仕上がります。

■ 傾斜地モード
斜面に沿った傾斜を保ちます。

■ 平行モード
作業機が本機と平行を保ちます。

代かき作業

Power Take Off PTO

PTO回転スイッチ&PTO切換スイッチ

PTOの入・切がスイッチ操作で可能です。
また、PTO切換スイッチで様々な作業に対応します。

PTO切換スイッチ「自動」

耕うん作業

クラッチペダルと作業機上下に連動してPTO軸の回転・停止が切り替わります。
ロータリ、ブロードキャスタ作業に最適です。

PTO切換スイッチ「手動」

■インディペンデントPTO
レーキ作業

走行状態に関係なく、独立してスイッチ入・切でPTO軸の回転・停止を切り替えます。走行停止状態でもPTO軸は回り続けますので、牧草作業では草が作業機につまりにくくなります。

選べるPTO型式

土寄せなどに力を発揮する逆転PTOと播種・移植・収穫作業に適したグランドPTOをお客様の作業体系に合わせて選択できます。

型式 PTO回転速度(定格回転時)(rpm) 特徴
Z型 正転3段(565、793、1,014)
+逆転1段(613)
耕うん、代かきなどに最適です。
逆転で土寄せ作業を容易に行えます。
G型 正転3段(565、793、1,014)
+グランドPTO(16※)
耕うんや砕土、播種・移植作業、ビートタッパーや悪条件でのハーベスタ作業で威力を発揮します。
※後輪1回転あたりのPTO軸回転数を表します。
■ 耕うん作業
■ ビートハーベスタ作業

Adaptation for Implements インプルメント対応

様々な作業機に対応する。

様々な作業機の規格に対応していますので、より精度の高い作業が行えます。

120A大容量オルタネータ搭載

複数の作業機コントローラの同時使用にも余裕の電力供給が可能です。

オルタネータ

作業情報カプラ・作業機用CAN通信コネクタ・外部電源取出し端子

作業情報カプラはトラクタから作業機コントローラへ情報を提供することができます。
作業機用CAN通信コネクタは国際標準規格ISO11783に準拠し、トラクタ情報をCANによって作業機コントローラへ提供します。
また、作業機用の外部電源取出し端子も装備しています。

作業情報カプラ・作業機用CAN通信コネクタ

作業機コントローラ収納位置

キャビン内のフックとステーに作業機のコントローラを収納できます。

スイングドローバ(G型)

G型以外はOPT:ストレート・ドロップの2種類から選択できます。

安定したけん引作業が行えます。


Semi Crawler セミクローラ

セミクローラ仕様(C型)

優れたけん引力、低い接地圧で水田作業から、畑作の重作業までなんなくこなします。

高耐久クローラユニット

■ 新揺動支点採用

揺動支点を下げることで、クローラの前上がりを抑え、安定した接地面積を確保し、強いけん引力を発揮します。

■ 土を踏み固めない、低接地圧を実現する4つの転輪

地面にかかる圧力を分散させ、土を踏み固めません。

■ スプロケット

パイプローラ式で泥・雪抜けの良い設計です。

駆動スプロケット
■ 泥・雪抜けの良い、すっきりしたフレーム

泥抜けしやすいシンプル構造で、さらに駆動スプロケット、前後遊輪、転輪にスクレーパを装備していますので、泥の付着を低減します。また、雪上作業時、雪の巻き付きも抑えます。

土に優しい、低接地圧

広い接地面により、重い後部の踏圧を低くして、土を踏み固めません。
通気性・透水性を確保した土づくりに適しています。

融雪剤散布作業
播種作業

安定した作業精度

ほ場内での凹凸や出入りでもしっかり路面に追従し、安定した作業が行えます。

優れたけん引力

グリップの効く広い接地面により強力なけん引力を発揮します。プラウ・プラソイラなどの重けん引作業に最適です。

高い走破性・直進性

湿田での沈み込みやスリップ、傾斜地での横滑りを抑え、安定した作業を行うことができます。

芯金レスクローラ

■ 振動・騒音を大きく低減

金属スプロケットとクローラのゴムで駆動するので金属接触がなく、走行時に発生する振動や騒音を抑え、快適な乗り心地を実現します。

■ 耐久性の向上

金属スプロケットの摩耗度合いが減り、クローラの耐久性が向上します。また、スプロケットにかかる穴が無いので、クローラ内周への泥や石の侵入を防止します。

マルチクローラ仕様(M型)

※セミクローラ時は車速が15km/hに制限されます。

時期に応じて作業に適した機動性を得ることができます。

狭幅クローラ仕様(N型)

クローラの良さはそのままで、畑の管理作業に適しています。
また、トレッド調整により2尺2寸、2尺4寸に対応します。

井関農機では、2011年11月1日より、独自の環境配慮基準をクリアした商品に環境ラベルを使用する「エコ商品認定制度」の運用を開始しました。

 

<TJV755,655>
新規トランスミッションによる軽量化(従来機比-120㎏)を達成と新キャビンによる騒音低減により、左記の効果を実現したことから、「エコ商品」と認定しました。

<環境保全に関する主な改善内容>

  1. 新規トランスミッションによる重量低減(従来機比3%以上)
  2. 新キャビン搭載による騒音低減(従来機比3%以上)
  3. 後処理装置DOCによる排ガス対応でメンテナンスフリー化(DPF手動再生が不要)

<TJV985,885>
特自排ガスH26(4次)規制適合エンジン搭載と新キャビンによる騒音低減により、左記の効果を実現したことから、「エコ商品」と認定しました。

<環境保全に関する主な改善内容>

  1. SCR搭載による特殊自動車排出ガス規制平成26年(4次)規制適合エンジン搭載により、クリーンな排ガスを実現
  2. 新キャビン搭載による騒音低減(従来機比3%以上)